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以下はごく普通の頭痛についてです。脳や偏頭痛のトラブルについては既に書かせて頂きました。
偏頭痛のときにも書かせて頂いているように、頭痛はその人の「存在のあり方」と直接関係しています。頭痛がある(特に頭の上の方に)ということは、その人が自分を卑下することによって「頭を叩いている」ことを意味します。いろいろな欠点(特に頭が悪い点)を自らあげつらって、自分を責めているのです。
自分に対する要求が高すぎるのです。もしかしたら、毎日次のような言葉を何度も言っているのではないでしょうか。
「もう、うんざり!」「頭にくる!」「ああ、おかしくなりそう!」「どうして、こうなるの?訳がわからない!」「私って、頭が悪いんだから!」「これでは、怒られるわ!」
こうして、自分を評価する代わりに自分の価値を下げているわけです。
このような人への体からのメッセージは「他人の評価に怯えて、心の中に曇りやゴミをためるのはもうやめましょう」というものです。こういう人は、無分別なことをしでかした自分を受け入れられない、ということをしょっちゅう経験しているはずです。そして、軽率だった自分を責めます。
或いは、人の先頭に立つことを恐れているのかもしれません。特に額のあたりが痛む場合、それはその人がすべてを理解しようとして無理をしている、ということを表しています。そういう人は充分時間をかけて、過去に学んだこと動員して、物事を総合的に冷静に判断するようにしましょう。
頭痛のトラブルを抱える人への体からのメッセージは、「頭には、五つの感覚のうち四つの感覚の座があります。ですから、とても重要な器官なのです。頭が痛くなると、あなたは見ることも、聞くことも、嗅ぐことも、味わうことも出来なくなり、自分の本当のニーズを口に出すことも出来なくなります。その結果、なりたい自分から遠ざかってしまうのです」
あなたは〈本当の自分〉を取り戻す必要があります。他の人達の願望に自分を合わせる必要は全くありません。もともと、あらゆる人の願望に自分を合わせることなど、誰にも出来ないのです。
また、もしあなたが、他の人達の意向に抵抗するタイプだとしたら、それもまた当然、自分自身であることが出来ていません。他の人達に抵抗するのは当然だと思い続けることは、あなたにとって良いことではありません。それはエゴの発想だからです。あなたはエゴを手放さなくてはなりません。
さらに、自分自身であるために全てを理解しなければならないと考えるのもやめにしましょう。
先に述べた表現のいくつかを使う人であるとしたら、どうかそれらの表現の背後に潜んでいる〈恐れ〉に気付いて下さい。その〈恐れ〉はもうあなたの役にたたなくなっているのです。