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この病気は、外からの刺激がないにも関わらず、耳のあたりで何かの音がするという不調です。この音は当人にしか聞こえませんが、決して幻聴ではありません。この病気は三半規管と関わっています。
耳鳴りは、心の雑音が多すぎる人がかかります。耳鳴りのする人は、心の中に起こるさまざまな感じや自分の考えに、あまりにもとらわれ過ぎている為に、外で起こっている事に耳を傾けることが出来ません。更に、自己コントロールを失う事、バランスを失うことに、恐れて持っており、自分の恐れを押し隠してまで、バランスが取れているように人に思わせたがります。
耳鳴りは、沈黙に耳を傾けることが出来ない人がかかりやすいと言えます。そういう人にとって沈黙とは「閉ざされている」「冷たい」ということを意味するのです。
耳鳴りにかかった人は、左脳的知性と直感を取り違えている可能性があります。直感だと思っていることが、実はエゴのささやきに過ぎないかもしれません。その人は、自分のことをバランスのとれた勇気ある人間であると、人に思わせたいが為に、結果としてエゴの仕掛けた罠にはまっています。
その人は思考に邪魔されて直感の声を聞くことが出来ず、そのために心のバランスを失っています。自分に対する批判を素直に受け入れる必要があるでしょう。
自分に対する批判を素直に受け入れさえすれば 、その後で、自由に、自分の好きなことができるようになります。
外側からやって来る情報にもっと耳を傾けましょう。そうすれば、あなたは判断力もっと使うことが出来るようになります。あなたが沈黙に耳を傾けることが出来ないのは、幼い頃に体験したことに原因があるかもしれません。あれこれお喋りするのを止め、時にじっと沈黙を守ってみて下さい。