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この病気は年をとった人がかかりやすく、記憶力が徐々になくなっていくことがその特徴です。遠い過去のことは覚えているのですが、つい最近のことを忘れてしまうのです。
この病気は目の前の現実から逃避するための手段として使われます。この病気に罹る人は、他人の世話を非常に良く焼くタイプの人です。過去の苦しかった出来事を忘れようとして、日常生活の義務的な仕事に没頭します。そして、その為に記憶力を実に良く使います。
アルツハイマーに罹る人は、むしろ記憶力が良い人であり、自分の記憶力の良さを誇るようなところさえあるのです。
アルツハイマーに罹る人は、他人に言えないような秘密を心の中に抱えており、その秘密から何とかして逃れようとしていた可能性があります。そして、自分に苦しみを与えた人を、無意識の内に、恨んだり、憎んだりするようになっているのです。
残念なことに、アルツハイマーに罹った人はあまり治りたいと思わないようです。むしろ、周りの人達の方がその人に治ってほしいと思うのです。当人にとってアルツハイマーこそが復讐(無意識な)の為の唯一の手段なのです。
アルツハイマーに罹った人は、ある事柄に関して、じっと押し黙って耐えてきたのですが、今ようやく、周りから世話をしてもらえる身になったのです。
もし、あなたのがアルツハイマーに罹っているとしたら、どうかアルツハイマーなどにならなくても、周りの人から面倒を見てもらう事は出来るということを知って下さい。
全てをこなさなくても、またあらゆる事を覚えていなくても、あなたは大切なひとだし、愛されるべき人なのだ、ということを受け入れましょう。
あなたにとっては、今感じていること、そして過去に経験したことを話すことがとても大切なのです。あなたが真実を生きようと決意しさえすれば、美しい未来が目の前に広がるでしょう。
もし、あなたがアルツハイマーに罹った人を治してあげたい思ってこれを読んでいるのなら、どうかその人にこの箇所を読んであげて下さい。
本日はここまでとさせて頂きます^_^