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前立腺は男性の性器の付属的な器官で、膀胱の下、尿道のまわりに位置しています。前立腺から分泌される液体が精液のほとんどを占めています。前立腺の主な役割は、濃すぎる精液を薄めて精子を守り育み、精子を元気に保つ事です。前立腺のトラブルのうち最も頻繁に見られるのは「炎症」「腫瘍」「癌」です。
前立腺は男性の体と「聖なるチャクラ=第2チャクラ」を結びつけています。「聖なるチャクラ」は創造エネルギーを司るセンターです。
前立腺のトラブルは、50歳を過ぎた男性に多く見られます。インポテンツや自分が自由に出来ない状況に心の悩ませていることを示していると言えます。そして人生に嫌気がさしているのです。
前立腺のトラブルを抱えている人は、人生において全てをコントロールしようとするのをやめる必要があります。宇宙は時にある状況を作り出し、私達がこだわりを手放せるようにしてくれることがあります。より良い別のものを創造できるように仕向けてくれるのです。
前立腺のトラブルを抱えた男性が無力感を感じる時は、同時に性欲の衰えも感じているはずです。そして、性欲の衰えは内面で起こっていることをそのまま反映しているのです。
前立腺のトラブルは、その人がもう一度人生を創造する力を取り戻せるようにという目的のもとに起こっていると言えます。
歳をとった為に無力になり、人生を新たに創造する能力を失ったと考えるべきではありません。歳をとれば身体が衰えるのは当然のことです。しかし、その一方で感情的にも精神的にも成熟して、力強い人間になっているのです。その力を使わずにいるのは、非常にもったいないことです。
その人はこれまでとは別のものを創造することができます。体力を使う面に関しては若い人達に助けてもらえば良いのです。
権限を委譲したから自分の価値を失ったと考えるのは間違いです。むしろ権限を委譲できるのは知恵を獲得したからなのです。是非そのことを知って下さい。